インプラント治療の際に注意する点とは?
投稿日:2023年4月20日
カテゴリ:新津田沼歯科奏の杜ブログ
インプラント治療の際に注意する点について
津田沼駅南口すぐの歯医者「新津田沼歯科クリニック奏の杜」の歯科衛生士です。
インプラントは入れ歯やブリッジに比べ、見た目が自然でしっかり噛むことができるなど、天然歯に近い感覚で生活できることが大きな特徴です。しかし、外科処置が必要となるため、リスクや注意点も存在します。
今回のブログでは、インプラント治療の際に注意する点についてお話したいと思います。
インプラント治療に伴う主なリスクや注意点は下記の通りです。
①埋入後の痛み・腫れ
手術の際は事前に局所麻酔を行うため、痛みを感じることはほとんどありません。しかし、麻酔の効果が切れると、少しずつ痛みを感じる場合があり、歯茎を切開した部分などは数日の間腫れたりすることもあります。
インプラント治療に伴う主なリスクや注意点は下記の通りです。
②インプラント周囲炎になる(インプラントの歯周病)
インプラント埋入後はケアや定期メンテナンスをきちんと行わなければ、口腔内が不衛生になり、細菌が繁殖してインプラント周囲炎になる可能性があります。インプラント周囲炎はインプラントの歯周病と呼ばれており、症状が進行すると、インプラント周辺の歯茎や骨が溶け、最終的にインプラントが抜け落ちてしまいます。
③骨量不足で手術が受けられない・骨を増やす処置が必要になる
長い間歯がない状態の場合はその部分の骨が退縮するため、インプラントを適切に埋入するための骨量、骨の高さが足りない可能性があります。そのような場合は、骨を増やす処置を併用することで手術ができる場合もありますが、状態によっては入れ歯やブリッジなどの治療法を選択することになります。
④アレルギーのリスクがある
一般的なインプラントの素材は「チタン」という金属です。チタンはイオン化しにくいため、金属アレルギーが起こりにくい素材ではありますが、チタンアレルギーの方は手術が行えない場合があります。
⑤審美障害が生じる可能性がある
インプラント埋入後は加齢や荷重負担、細菌感染などで顎骨や歯茎が退縮することがあります。前歯などは特に目立つため、歯茎が退縮した場合に歯が長く見えたり、金属部分が透けて黒っぽく見えたりなど、審美障害が生じる可能性があります。
⑥骨との結合ができない
骨粗しょう症などで骨密度が低い、埋入後の細菌感染、手術時の摩擦熱などが原因で埋入したインプラントと顎骨がきちんと結合しない場合があります。
⑦糖尿病の人はインプラントをできない可能性がある
糖尿病は血糖値が高くなる病気です。高血糖になると、傷の治癒が遅くなったり、細菌感染のリスクが高くなります。また、場合によっては手術の際に発作が起こる場合があるため、糖尿病の症状が良くない場合はインプラント治療を受けられない可能性があります。
習志野市奏の杜でインプラント治療をご検討中の方は、新津田沼歯科クリニック奏の杜までお気軽にご相談ください。
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