口内炎についても当院で相談を!

投稿日:2018年11月19日

カテゴリ:未分類

みなさんこんにちは(^O^)歯科助手の藤沼です!
最近急に寒くなってきましたね。私は風邪を引いてしまいお休みを頂きました…
皆さま風邪を引かないように気をつけてくださいね。

さて今回は口内炎についてお話します。
口内炎とはほお、歯ぐき、舌、のどの奥など、
お口の中に起きる炎症の総称です。
口内炎にも様々な種類がありますので、
はじめに口内炎の種類についてご紹介します。

①アフタ性口内炎
口内炎の中で多いのがストレスや免疫力の低下で起こる「アフタ性口内炎」です。
食生活の乱れや睡眠不足もアフタ性口内炎ができる原因となりますが、
はっきりとした原因はわかっていません。
舌、頰や唇の内側、歯茎に白や黄色の膜で出来た「アフタ」と呼ばれる潰瘍が出来ます。
症状としては痛みや食事の時にしみることがあります。
放置しても1~2週間で治癒するこどが多いですが、
繰り返し発生する再発性のアフタ性口内炎もあります。

②カタル性口内炎
自分の歯で粘膜を傷つけたり、矯正装置や入れ歯の不具合、お食事中に間違えた頰のを噛んだり、
熱いお茶を飲んで火傷をした時など物理的な刺激で引き起こされる口内炎です。
症状としてはお口の粘膜が赤く腫れたり水疱が出来ます。
また、唾液の量が増える、口臭が発生する、口の中が熱く感じる、
味覚がわかりにくくなることもあります。

③ウイルス性口内炎
単純ヘルペスウイルスが原因のヘルペス性口内炎、性感染症による口内炎もあります。
また、免疫力が低下すると、お口の中の常在菌であるカンジダ菌が増殖して
カンジダ性口内炎を発症することもあります。
症状はお口の粘膜に多数の小水疱が出来て赤くただれてびらんを生じたり、
発熱や痛みが出ることもあります。
カンジダ性口内炎では白い苔状の斑点が出来ます。

④その他の口内炎
喫煙が原因でお口の中が長期間熱にさらされることでニコチン性口内炎が起こります。

さて、口内炎が出来ると「痛くてごはんが食べられない!」という声をよく聞きます。
口内炎が出来てしまった時のお食事で気をつけ頂きたいこと、
予防するにはどのような栄養素が大切かをこれからご紹介します。

★お食事で気をつけること
口内炎を刺激しにくいお食事が大切です。
濃い味付けや酸味の強いもの、辛いもの、熱いものは
口内炎を刺激してしまうので避けましょう。
薄い味付けで柔らかく煮たりとろみを付けたり、
人肌程度に温めたものを召し上がってください。
白身魚の煮付けや野菜スープ、お豆腐や大根、
かぼちゃのあんかけそぼろ煮などもおすすめです。

★口内炎の予防で大切な栄養素
ビタミンB2、ビタミンB6は不足すると口内炎か出来やすくなってしまいます。
納豆やレバー、チーズや牛乳などの乳製品、
かつお、さば、まぐろなどのお魚にも多く含まれています。
また、抵抗力をつけるためにはビタミンA、ビタミンCが大切です。
ビタミンAは人参やかぼちゃ、ビタミンCは野菜や果物、芋にも多く含まれています。
ビタミンAは油と一緒に食べることで吸収率が高くなります。
野菜炒めにレバーをプラスしてみたり、1日コップ一杯の牛乳を飲む、
食後のデザートとして果物を食べる…など
普段の食生活からこれらの食品を食べるように心掛けたいですね!

当院でも口内炎の治療としてレーザー治療や塗り薬の処方を行なっていますので、
気になる方はぜひご相談下さい(^O^)