虫歯にならない砂糖??

投稿日:2019年12月24日

カテゴリ:未分類

こんにちは、衛生士の横島です!
すっかり冬らしく寒い日が続いていますね。
風邪を引かないように出来るだけ暖かくして過ごしましょう^ ^

もうすぐクリスマスですね!津田沼駅は沢山のイルミネーションでキラキラしています☆
クリスマスといえば皆さんはクリスマスケーキ食べますか?
最近ではコンビニでも美味しくてお洒落なクリスマスケーキが買えますよね。
私は昨年までケーキ屋さんでアルバイトをしていたので
とにかくケーキが大好きです(笑)
そんな甘くて美味しいケーキですが、砂糖はむし歯の素になるので
しっかり歯磨きする事がとても大切です。

そこで今回は、とっても甘いのにむし歯にならない
「キシリトール」という不思議な甘味料についてお話ししたいと思います。

キシリトールとは糖アルコールという糖質の仲間の中で最も甘くて、
なんと甘味度は砂糖と同じ位です!
よくガムやタブレットに含まれているのでキシリトールという名前は
皆さん聞いた事あるのではないでしょうか?
キシリトールの良い所は甘味料としてだけではなく、
むし歯を予防する効果がある所です!
本来口の中の酸が歯を溶かす事でむし歯になりますが、
キシリトールは酸を作らずに唾液の分泌を促進する事で酸を中和し、
むし歯の原因菌の活動を弱めてくれます。
また、ガムなどで一定期間口の中に入れるとむし歯の原因となる歯垢を付きにくくし、
歯の再石灰化を促して歯を固くしてくれます。
出来ればキシリトールは毎食後摂ると効果的で、
虫歯になりやすい方は間食後や就寝前にも摂るとなお効果的です。
ただ、市販の商品では甘味成分として50%程しかキシリトールを含んでいないものもある為、
歯科専売などでなるべくキシリトールが多く含まれた(出来れば100%)商品を選ぶ事をお勧めします!
歯磨きした後に摂ってもむし歯の心配がないのでお子様にもお勧めです!

以上の事からキシリトールには歯を強くして「むし歯の発生や進行を防ぐ」
という他の甘味料には無い効果があるので日常生活の中で積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか?

今回はキシリトールについてのお話でしたが、
基本的に歯の健康を守るには適切なブラッシングや規則正しい食生活、
定期的な検診を行う事が大切です。
キシリトールを摂っているだけではむし歯予防につながりません。
基本的な予防に加えてキシリトールを摂取する事でむし歯予防はかなり向上するので、
まずは定期検診にお越し頂いて患者さん一人一人に合ったむし歯予防を提案させて頂ければと思います!
むし歯予防について分からない事や気になる事がございましたらいつでもお気軽にお尋ね下さい。
お待ちしております!(*^^*)

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