冬の予防対策
投稿日:2020年10月26日
カテゴリ:未分類
最近急に寒くなってきましたが、皆さん体調を崩されてませんでしょうか?
こんにちは、新津田沼歯科クリニック奏の杜歯科医師の渡辺です。
先週は最高気温25度を超える夏日が続いたかと思えば、
最高気温13度という11月下旬並みの日があったりなどして、
気温変化ぎ激しく体調管理が難しい季節になってまいりました。
皆さんもうインフルエンザの予防接種には行かれましたか?
今年はコロナとの鑑別が難しくなる事や、コロナとインフルエンザの併発による重症化の予防のために
国がインフルエンザの予防接種を受診する事を強く推奨しています。
インフルエンザの予防接種は10月1日から始まりました。
ワクチンは大体接種してから2週間程度で体内に抗体が定着し、効果を発現します。
そしてその効果は約5ヶ月間持続すると言われています。
インフルエンザが最も流行するのは12月〜3月という事を考えると、
10月下旬から遅くとも12月上旬までには接種しておいた方が良いかもしれません。
今年は厚生労働省の指針で、重症化を起こしやすい人(65歳以上の高齢者や他の疾患を持つ人)に
優先的に予防接種を受けてもらうために、10月1日から10月25日までの間は上記の人に優先的に
予防接種を受診してもらい、それ以外の人は10月26日以降から受診する様に推奨しています。
私も先日、毎年予防接種をお願いしている医院に電話をして、
10月26日以降で予約で出来る日を伺ったところ、私の休みの日は1ヶ月先まで予約がいっぱいでした!
皆さん今年はやはり特に意識が高くなっているんですね。
では世の中の人がこれだけ予防接種に対して反応していて、
その全員に供給は足りるのでしょうか?
2016年以降、日本ではインフルエンザ予防接種の個数は約5000万回強の供給量で、
昨年の2019年は5902万回の供給量でした。
そして今年、2020年の供給量は6356万回分が確保されているそうです。
これは果たして多いのでしょうか?それとも少ないのでしょうか?
日本の人口が1億2000万人強である事を考えると、大体2人に1人が予防接種を受ける計算になります。
そして過去5年間の統計をみると、予防接種の受診率は大体50%程度でずっと横ばい傾向です。
個人的な意見を申しますと、もうちょっとあった方が良いんじゃないかな?と思いますが、
それは国の方針なので何とも言えません。
インフルエンザの予防接種を受診する事によって、インフルエンザの発病確率を下げるだけでなく、
重症化の防止にも効果を示します。
私も患者様にご迷惑をかけないよう、早めに予防に努めたいと思っています。
当院では、前回私のブログで記述した通り、消毒や換気、
防護服や帽子などの着用等最大限の感染防御対策を施しております。
また、来院された患者様全員に問診を取り体調のすぐれない方や、
発熱や咳などのコロナやインフルエンザの症状が見られる場合は
当日の診療をご遠慮して頂くといった配慮を設けております。
自分が疾病に罹らないだけでなく、一人一人が感染しない、
そして周囲の人に感染させないように配慮する事が感染を広げない1番の予防だと思います。
皆さんが安心して当院に来院して頂けますよう精一杯の対策を施した上でお待ちしてます。
最後になりましたが、これからどんどん寒くなる時期に差し掛かりますが、
お身体にお気を付けてお過ごし下さい。
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