丈夫な歯を作る栄養
投稿日:2021年3月29日
カテゴリ:未分類
こんにちは!
衛生士の横島です😄
最近少しづつ暖かくなってきたのでお休みの日は神社や公園を散歩してます🌸
皆さまはいかがお過ごしでしょうか??
さて、今回私がお話するのは「丈夫な歯をつくる栄養」についてです!
丈夫な歯をつくるとなると、骨と同じでカルシウムを摂れば丈夫で強い歯になりそうなイメージがありませんか?🤔
私も歯科の勉強をするまではそういったイメージがあり、
カルシウムを多く含んだ乳製品を沢山摂取すれば歯は強くなって虫歯になりにくくなると勝手に思い込んでました…(笑)
患者さまからの質問でも、カルシウムが足りていないと歯が脆くなって虫歯になりやすくなるのではないか?
と聞かれた事があります。
実際のところ、永久歯が骨の中で発育途中であればカルシウムは骨を通じて歯を強くする大事な役目があります。
しかし永久歯に生え変わってから摂ってもあまり意味が無いんです😱
なぜかというと、永久歯が生えた後のカルシウムは歯の内側にある象牙質という柔らかい組織に集中している為、
歯の表面の硬いエナメル質にはいくら摂取しても丈夫にする効果が見込めません🤭
また、大人になってカルシウム不足が続いたとしても、
歯よりも体の骨のカルシウムが先に溶かされて利用していく為、歯が脆くなってしまうような影響は少ないと考えられています!
その為カルシウムは乳幼児期に摂取する事がとっても大切になってくるので、
まだ永久歯が生え揃っていないお子様には積極的にカルシウムを摂って頂きたいと思います!
ただ、カルシウムだけではなくて乳幼児期からバランスの良い食事をする事が丈夫な歯を作るためには大切です。
歯をつくる上で主に必要な栄養素とその働きは👇
*たんぱく質…歯の土台をつくる
*ビタミンA…歯の表面の硬いエナメル質をつくる
*ビタミンC…歯の内側にある柔らかい象牙質をつくる
*ビタミンD…カルシウムの代謝を助ける
*リン・カルシウム…歯の石灰化の材料になる
このような栄養素を偏食せず過不足のないようにバランス良く摂ると、
健康で丈夫な歯がつくられていきます!
丈夫な歯には子供の頃の栄養素がとても重要ですが、
1番は正しい歯磨きで健康な歯を守ることが虫歯予防への近道です🌟
お子様への仕上げ磨きや食習慣については私達からアドバイスさせて頂きますので、是非一度定期検診にお越し下さい!
お待ちしております😊
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