ちゃんと咀嚼してますか?

投稿日:2021年9月6日

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こんにちは、今回担当致します歯科衛生士の中です。
毎日とっっても暑いですがみなさまいかがお過ごしでしょうか?マスクの着用が更に暑くて息苦しいですよね…。。
デルタ株が猛威を奮っていて毎日心配ですが、
外出の際はきちんと水分、塩分補給をして熱中症の対策も行って下さいね。

さて、本日は咀嚼(そしゃく)のお話です。
咀嚼とは食べ物を細かくなるまでよく噛むことを指します。
『よく食べ物が歯と歯の間に挟まる』という相談を受けることが多いのですが
よく噛んで食べているか質問をするといわゆる早食いをされているという返答が返ってくることが多いです。
お口の中をチェックしていると大きな食べ物が挟まってしまっている方が多くおられます。
それはよく噛んで食べていない証拠となります。
みなさんはどうでしょうか?よく噛んで食べていますか?
意識をしていないと自分が何回噛んでいるかわからないですよね。
もちろん歯と歯の隙間が広くなってしまっている所はよく噛んでいても挟まってしまうことがあったり、
きちんとした被せ物が入っていない所だけ物詰まりしてしまうなど、
咀嚼だけが原因ではありませんが歯の物づまりには咀嚼も関係しています。

では何回噛めば良いのか??
それは、一口につき30回以上といわれています。
このお話を知った時、自分で30回噛んでみたときにすごく長く感じられ、顎が疲れました。
そこで今までの自分の咀嚼回数が少なかったことを知りました…!
みなさまも是非数えながらやってみてください。
普段からよく噛んで食べていらっしゃる方は大したことないように思うと思います。
逆に疲れだったり長く感じるようであれば恐らく普段の咀嚼回は30回以下だと思いますので
噛む回数に気をつけてお食事をしてみてください。

よく噛むことは本当に大切でいいことがたくさんあります。
1.消化不良を防ぐ
2.唾液を多く出して歯周病や虫歯、口臭を防ぐ
3.満腹中枢を刺激し食べすぎを防いでくれる
4.顔まわりの筋肉を動かしシワ予防やリフトアップ
などなど…。
お口の中の状態を整えてくれるだけでなく美容効果もあるとは素晴らしいですよね!

ただ、たくさん噛みたくても噛みにくく感じる場合や入れ歯などが浮いてしまって
噛めない現状であるなどそもそもに問題点がある場合もございます。
そういった時は是非先生や衛生士に相談してみてください。
それではまた!