知覚過敏
投稿日:2021年11月15日
カテゴリ:未分類
こんにちは!崎山です。
毎朝少しずつ気温が下がっていくのがわかり布団から出られなくなりつつあります。
みなさんはすぐに朝起きられていますか?
マスクをしているおかげで外気温が下がっても外の空気を口呼吸で取り入れたときに
歯がしみる症状はなくなりましたが今年はどうなるのでしょうか。
私は子供の時から歯がしみる症状がありました。
虫歯でもないのに棒状のアイスが噛めなくていつもスプーンですくって食べる
アイスを買ってもらっていました。
歯がしみずにアイスが噛める人がものすごく羨ましかったです。
さてそんなしみる症状の知覚過敏についてお話したいと思います。
歯は、中心から神経、象牙質、エナメル質の層になっています。
健常な状態であれば知覚を感じる象牙質はエナメル質と歯肉に覆われていて、冷たさなどの刺激から守られています。
しかし、歯周病の進行で歯茎がさがったり、加齢や不適切なブラッシングの摩擦などでエナメル質が削れたり、歯の根元の部分の象牙質が露出していまいます。象牙質には神経につながる無数の穴(象牙細管:ぞうげさいかん)があいているため、象牙質の穴を通して、受けた刺激が神経に伝わり痛みを感じてしまいます。
この痛みは一過性なので、刺激がなくなると痛みもなくなります。
わたしの場合はエナメル質が元々薄いのかもしれません。
知覚過敏になるとしみる痛みのために歯みがきが思うようにできなくなり、汚れである歯垢が残ってしまいます。すると、蓄積した歯垢に潜む細菌が出す酸によって、露出した象牙細管がさらに広がって刺激を感じやすくなり、しみる痛みがますます強くなってしまいます。
ではどうしたらいいのでしょうか?
わたしの場合はエナメル質を強化するためにホーム用のトリートメント剤の歯磨き粉を使用しています。
最近しみる症状がでてきたという方はブラッシングの仕方が間違っている可能性があります。
舌で歯を触ってみてツルツルしていないようでしたら汚れが残っていたり
歯石がついてしまっている可能性があります。
そのまま放置しても歯石は自分では除去できませんので
ブラッシングの仕方も含めて一度ご相談ください。
その他にしみて痛い歯に塗布する知覚過敏のお薬もあります。
こちらはコーティング剤になりますので塗布しても徐々に取れてしまいますが
いますぐにどうにかしたい場合には効果的です。
冷たい飲み物も一段と冷えてるなと思う今日この頃しみる症状のある方は
ぜひご連絡ください。
新津田沼歯科クリニック
047-477-7071
■ 他の記事を読む■