子供が歯に痛みを感じる症状とは?
投稿日:2023年3月9日
カテゴリ:新津田沼歯科奏の杜ブログ
子供が歯に痛みを感じる症状について
津田沼駅南口すぐの歯医者「新津田沼歯科クリニック奏の杜」の歯科衛生士です。
子供が歯に痛みを感じる原因の多くは「虫歯」です。しかし、虫歯以外にも成長の過程で痛みを感じる場合などもあります。今回のブログでは子供が歯に痛みを感じる症状についてお話したいと思います。
子供が歯に痛みを感じる原因は下記のような症状が挙げられます。
①虫歯
子供が歯に痛みを感じる代表的な症状は虫歯です。軽度の虫歯では痛みなどの自覚症状はほとんどありませんが、歯の内部にある神経にまで進行した場合は神経が炎症を起こすため、何もしない状態で強い痛みを伴います。
虫歯が確認できた場合は、虫歯治療を行います。神経にまで進行している場合には、神経や感染物質を取り除く根管治療を実施し、痛みなどの症状を改善します。
②外傷など
転倒や衝突などで歯をぶつけてしまった場合は、打撲・歯の欠けや破折によって痛みを伴うことがあります。
打撲などは時間の経過と共に痛みがおさまることもありますが、歯科医院にてレントゲン撮影などを行い、歯の状態を確認してもらい、必要な処置を受けましょう。
③乳歯から永久歯への生え変わり
乳歯から永久歯に生え変わる際は、乳歯の歯根が少しずつ吸収されながら永久歯が成長します。歯が生え変わる際はほとんど痛みを感じることはありませんが、咀嚼時などにグラグラしている歯が痛みを感じたりする場合があります。
歯の生え変わる際の痛みについては個人差があります。痛みが長く続く場合はレントゲンで歯の状態を確認し、必要に応じて抜歯などの処置を選択しますが、歯が自然に抜けるまで経過を観察することがほとんどです。
④歯茎の炎症や口内炎
歯と歯茎の間にプラークが蓄積して歯茎に炎症が起こったり、口内炎がある場合はその周辺の歯が痛みを感じる場合があります。
歯茎の炎症の場合は丁寧に歯磨きを行ったり、定期的に歯科医院でクリーニングを受けたりと口腔内を清潔に保つことで症状を改善します。口内炎は自然に治るため、食事や睡眠などに気をつけ、免疫力が低下しないように努めましょう。痛みが強い場合は歯科医院にてお薬等を処方してもらい、経過を観察しましょう。
上記のように子供が歯の痛みを訴える症状は様々です。お子さんが痛みを訴える場合はできるだけ早めに歯科医院で検査してもらい、必要な処置を受けましょう。
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