親知らずの抜歯で痛みを抑えるための対策とは?
投稿日:2023年5月16日
カテゴリ:新津田沼歯科奏の杜ブログ
親知らずの抜歯で痛みを抑えるための対策
津田沼駅南口すぐの歯医者「新津田沼歯科クリニック奏の杜」の歯科衛生士です。
親知らずの抜歯=痛いとイメージを抱いている方は多いと思いますが、抜歯時は麻酔が効いていますので、ほとんど痛みを感じることはありません。抜歯後、麻酔の効果が少しずつ切れてくると、痛みを感じるようになります。
抜歯後の痛みの度合いついては個人差や親知らずの状態によって異なりますが、抜歯後の対応によって痛みを抑えることができます。
親知らずの抜歯後に痛みを抑えるための対策については下記の通りです。親知らずを抜歯する際はぜひ参考にしていただければと思います。
①お口の中を清潔な状態にしておく
親知らずはお口の一番奥に生えるため、歯磨きがしづらいという特徴があります。親知らずの周辺に汚れが蓄積して炎症が起こってしまうと、麻酔が効きづらくなり、痛みを感じる可能性があります。抜歯時に麻酔をしっかりと効かせるため、お口の中を清潔な状態に保っておきましょう。
②うがいをできるだけ控える
親知らず抜歯後はしばらくの間、傷口から血が滲みます。気になるからといって頻繁にうがいをすると、傷口を塞いでいる血餅(血が凝固してできたかさぶた)が剥がれてしまいます。血餅が剥がれて骨がむき出しになってしまうと、強い痛みを伴うドライソケットや細菌に感染するリスクが高くなってしまうため、できるだけうがいは控え、ガーゼやティッシュを傷口に当てて対応しましょう。
③抜歯した部分にできるだけ触れないようにする
親知らず抜歯後、傷口が治癒するまでの間は歯茎にくぼみができます。気になると思いますが、舌や指で頻繁に触ると、血餅が剥がれたり、細菌感染を起こして痛みが強くなる可能性があります。また、抜歯後のくぼみに食べものが入り込んだ場合は、歯ブラシでゴシゴシせずにお口を軽くゆすいで取り除くようにしましょう。
④麻酔が完全に切れる前に痛み止めの薬を飲む
抜歯後は麻酔の効果が弱まるにつれて、少しずつ痛みを感じるようになります。できるだけ痛みを感じないようにするため、麻酔が完全に切れる前に処方された痛み止めの薬を服用しましょう。
⑤処方された抗生物質は必ず服用する
親知らずの抜歯後は細菌の感染を防止するため、抗生物質が処方されます。細菌感染が生じてしまうと、炎症が起こり、痛みや腫れが強くなるため、処方された抗生物質は必ず服用しましょう。
⑥刺激や負担の少ない食事を心がける
親知らずの抜歯後はできるだけ反対側で噛むようにしましょう。また、患部が治癒するまでの間は辛いものや熱いもの、固いものなどは控え、刺激や負担の少ない食事を心がけましょう。
習志野市奏の杜で親知らずの抜歯をご検討中の方は、新津田沼歯科クリニック奏の杜までお気軽にご相談ください。
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