入れ歯が合わない・痛みを感じる原因とは？

入れ歯が合わない・痛みを感じる原因について

津田沼駅南口すぐの歯医者「新津田沼歯科クリニック奏の杜」の歯科衛生士です。

入れ歯をお使いの方の中には、入れ歯が合わない・使用時に痛みがあるなど、日々の生活の中でストレスを感じたり、お悩みの方も少なくありません。

口腔内環境は日々少しずつ変化しますが、入れ歯は人工物であるため生体に合わせて変化することはありません。そのため、最初は快適に使用できていた入れ歯であっても、少しずつ違和感や問題が生じる可能性があります。

今回のブログでは、入れ歯が合わなくなる原因についてお話したいと思います。

入れ歯が少しずる合わなくなっていく原因とは？

入れ歯制作時には問題がなくても、少しずつ入れ歯が合わなくなる場合は下記のような原因が考えられます。

顎骨・歯肉の退縮

加齢による新陳代謝の低下で顎骨や歯肉が退縮したり、噛む際の刺激の低下によって顎骨が退縮してしまうと、元々合った顎骨に合わせて製作された入れ歯は少しずつ合わなくなってしまいます。

入れ歯が合わなくなると、装着時にズレたり外れたりしやすくなるだけでなく、入れ歯と歯肉が擦れて痛みを感じたり、違和感が強くなります。

入れ歯の劣化

日々の食事や会話によって入れ歯は少しずつ摩耗し、経年によって劣化していきます。入れ歯自体の摩耗や劣化に加え、口腔内環境も日々変化していくため、制作時に比べて少しずつ入れ歯が合わなくなっていきます。

細菌の影響

口腔内にはたくさんの細菌やカビが存在します。口腔ケアや入れ歯のお手入れを怠ると、口腔内で細菌やカビが繁殖して歯肉が炎症を起こしたり、カビなどの影響で入れ歯が変形したりするため、使用時に違和感や痛みを感じることがあります。

入れ歯の破損・変形

入れ歯を落としたりすると、破損したり、変形したりする可能性があります。また、入れ歯を水に浸けずに長期間放置して乾燥したり、熱湯消毒などを行ったりすると、入れ歯が変形してお口と合わなくなってしまうことがあります。

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